いてるはずのない元カノがいてる

自分は学生時代に付き合っていた彼女にストーカーされたことがあります。自分は学生時代は関西に住んでいました。彼女は関西の会社の内定をもらっていたので、関西に残ることになっていたのですが、自分は就職を期に関東へ行くことを決断しました。自分の中では遠距離恋愛はできないと思っていたので、関東へ行く前に彼女に別れを告げることにしました。今思えば当然なのかもしれませんが、彼女は別れることに抵抗しました。「遠距離恋愛でもいいから別れないで」と言われましたが、無理矢理別れることなってしまいました。

関東で就職先が決まり、引っ越して2ヶ月ほどが経った頃、自分の家のインターホンがなりました。ディスプレイを覗いてみると同じく関東へ就職した友人でした。ドアを開けると友人は慌てるようにドアを閉めました。「どうした?」と聞くと息も荒く、心を落ち着かせるような動作をしてから「落ち着いて聞けよ。お前の家の前に元カノがいてるぞ」窓に指を指して言われました。「そんなわけないだろう」と窓から外をこそっと見ると自分の窓の方を見ている元カノが立っていました。自分はその瞬間背筋がゾクとしました。これはヤバイと思い、友人と対策を考えました。それは次の日から友人の家でしばらく泊まることでした。

もう一度窓の外を見てみると元カノがいなくなっていたので、今のうちだと思い、必要な荷物だけまとめ外に出ました。友人の家の方へ向かう時に背中に視線を感じたので振り返ると電柱の端からこちらを見ながら笑っている元カノがいました。思わず、声をあげて走り出していました。

それから友人の家に泊り、しばらくしてから家に帰ると外にも元カノもいなかったのですが、今でもあの光景は恐ろしく頭にこびりついています。